私は、高校の三年間みっちりと勉強したおかげで、京都大学に現役で合格することができました。
「受験勉強をどうやったら良いかわからない。」とお悩みのそこのあなた!
私のおすすめの勉強法を紹介します。
ただ、理系科目に関してが多いので、ご注意ください。また、私の勉強法があなたにも合う勉強法かどうかは、わかりません。あくまで参考程度にしてください。
目次
とりあえず手を動かせ!
勉強法としては、
「とりあえず手を動かせ」
これにつきると思います。
例えば、英単語を覚えるときには、その単語を書く。数学や物理は、例題を眺めるだけではなく、手を動かして解いてみる。
といったように、手を動かすことが大切です。
人間は、五感をフルに使えばそれだけ記憶に残ると言われています。
英単語を見るだけであれば、視覚しか使いません。もし手を動かせば、触覚も使うのと、より注意深く見ることになります。さらに、声に出して読むことで、聴覚も使うことになります。
見て、書いて、言って(聞いて)と三つの感覚を使うので、より記憶に残りやすいのです。
ただ、CDの音声を聞きながら書くよりかは、自分で声に出した方が、脳が活性化し、より覚えるのが早くなります。
私は、通学の電車移動中に英単語を勉強していました。このとき、声を出すのはさすがにまずいですが、手は動かせます。なにも、実際にシャーペンで書かなくても良いのです。手で文字を書くように動かすだけでも良いのです。私はそうしていました。
理系科目に関しても、手を動かすのは一緒です。これは暗記するという目的ではありません。
(私は、大学入試レベルの数学は、解法パターンを暗記すればほとんど解けると思っていますが)
模範解答を見ていると、論理的に解かれているので、自分も解けるように思えてしまうのです。ただ、解答を見た後でも、解答を見ずに解こうとしてみると、手が止まってしまいます。
自分の理解できていない部分がどこなのか。これが、手を動かせばわかります。
数学や物理などの理系科目の勉強は、わからないところをなくしていけば良いのです。そうすれば、ある程度は問題が解けるようになります。
たまに、どこがわからないのかわからない。という状況に陥るときがあると思います。それは、手を動かしてみればわかるのです。
この数式からこの数式に行くところで手が止まった。というのであれば、そこがわからないところです。
解説を見てもわからなければ、その部分を聞けば良いのです。そうすれば、教える方も、どこがわからないか明確なので、教えやすいです。
自分だけの問題集を作ろう!
いろんな問題を、とりあえずたくさんするという勉強法は、ひとつあると思います。
センター試験対策としては、ある程度数をこなして慣れる必要があったりするので、この勉強法は有効です。
ただ、一度間違えた問題を、答えを見てわかったからもういいや。ということだけはしないでほしいです。
そこで、自分だけの参考書・問題集を作るのです。
なにも自分で問題を作れとは言いません。
間違えた問題に印をつけていけば良いだけです。問題集を解いていくうちに、間違えた問題には印をつけていきます。
そして、一週間後くらいに、間違えた問題だけをもう一度解いてみてください。
おそらく、最初に間違えて、答えを見たときは理解できたと思いますし、次は解けると思うでしょう。
ですが、一度間違えた問題を、もう一度間違うことは良くあります。私もそんな問題だらけでした。
全く同じところでつまずくことだってあります。もちろん、つまずいた先で、間違えることだってあります。
そして、2回目を解いてみて、また間違えたときは、もう一個印をつけてください。
そうやっていくうちに、自分の弱点が詰まった問題集ができるのです。すべて解けるようになってから、1か月後くらいに、印のついた問題をもう一度やってみてください。面白いことに、また間違えることがあります。
朝活は効率が良い
受験が近付いてきたときだけでしたが、学校に行く前に、家で30分~1時間ほど勉強をしていました。
早起きするのは非常に大変ですが、それだけ効果があると思います。
朝起きて少し経ったあとが、もっとも集中できる時間帯だと思います。脳もリフレッシュされた状態なので。
時間が経つにつれ、脳も疲れてきて、ボーッとしてきてしまいます。そんな状態で数学の問題は解けませんし、身に付きにくいです。
朝早く起きて、理数科目の問題を解くというのは、自分でもわかるくらい効率が良かったです。
あなたも試してみてはいかがでしょうか。
ちなみに、暗記は寝る前くらいにする方が、効率が良いと思います。記憶というのは寝てるときに定着しますので、寝る前の暗記は効率的です。
まとめ
おすすめの勉強法として、以下の3つをあげました。
1.単語を書いて覚えたり、数学の問題を答えを見ずに解いてみたりと、とりあえず手を動かす
2.間違えた問題に印をつけて、自分だけの問題集を作る
3.朝は理数系の問題を解くのに最適、暗記系は、寝る前に。
ここであげた勉強法は、私に合った勉強法でした。独自の勉強法がないあなた、勉強法を求めてきたあなたにとって、参考になれば幸いです。
勉強は辛いですが、地頭の良さが得られると思います。
これは、社会に出ても、どこに行っても通用します。勉強して何になるんだと腐らずに、頑張ってみてください。
「勉強のしかたを教えて!」と子どもに言われたときにも参考になればと思います。
